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朴智星のために…韓国、メモリアル白星へ一丸

[ 2011年1月25日 06:00 ]

公式会見の際、日本代表・ザッケローニ監督(左)と笑顔で握手する韓国・趙広来監督

アジア杯準決勝 韓国―日本

(1月25日 カタール・ドーハ)
 韓国代表はMF朴智星にささげるメモリアル白星へ向けて一丸となった。24日の公式会見で趙広来(チョグァンレ)監督は「両チームともハイテンポで攻めるはず。大会随一の試合になるだろう」と激戦を予想。日本戦で代表通算100試合目を迎える主将に関して「ピッチ内外でリーダーシップを発揮してくれている」と称賛し「あすは彼に勝利をささげたい」と話した。

 会見に同席したMF具滋哲も「彼は世界最高の選手の1人。いつも若手にアドバイスをくれる。誇りに思う」と尊敬の念を込めた。

 今大会限りでの代表引退を示唆している朴智星にとっては最後の日韓戦となる。「日本に負けたくない?準決勝まで進んだのだから、どのチームにも負けたくない」と気合十分。中2日の厳しい日程も「精神面を強く持てば問題はない」と言い切った。

 02年W杯日韓大会4強進出、W杯3大会連続得点など数々の記録を残してきた朴智星も、アジア杯のタイトルはまだ手にしていない。最後のチャンスとなる大会。最高の形で代表活動にピリオドを打つためにも宿敵には負けられない。

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2011年1月25日のニュース