日本、９日にヨルダン戦…ザック監督「いい戦いを」　

アジア杯

（1月8日
カタール・ドーハ）
　【ドーハ共同】サッカーのアジア・カップで、日本は９日午後４時１５分（日本時間同日午後１０時１５分）から、カタールのドーハで１次リーグＢ組のヨルダンとの初戦に臨む。ザッケローニ監督は８日の公式会見で「楽な戦いは一つもない。いい戦いをして、その先にある大きな大会につなげたい」と意気込みを述べた。チームは試合会場で最終調整を行った。

　練習は冒頭のみが公開され、選手は芝の感触を確かめるように体を動かした。選手たちによると、非公開の中では主としてセットプレーの確認をしたという。左足首捻挫のＤＦ槙野（ケルン）は宿舎で静養した。

　国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキングは日本の２９位に対し、ヨルダンは１０４位。２００４年のアジア杯準々決勝で１度だけ対戦し、日本が１―１からのＰＫ戦で勝った。

　２大会ぶり４度目の優勝を狙う日本はヨルダン戦後、１３日（同１４日未明）にシリア、１７日にサウジアラビアと対戦する。

　▼日本代表・ザッケローニ監督の話　ヨルダンはカウンターを得意とする非常によいチーム。我慢してスペースをつくるサッカーをすれば打開できると思う。

　▼ヨルダン代表・ハマド監督の話　日本は今大会のベストチームの一つ。われわれはそれを理解し、現実的な戦い方をする。（共同）