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トットナム軸に争奪戦 ベッカム プレミア復帰か

[ 2011年1月4日 08:17 ]

米プロリーグMLSのギャラクシーでプレーするベッカム

 サッカーの元イングランド代表主将で米プロリーグMLSのギャラクシーに所属するMFデービッド・ベッカムが、イングランド・プレミアリーグに8季ぶりに復帰する可能性が出てきた。トットナムなどが期限付き移籍での獲得を目指し、争奪戦の様相も呈してきた。

 「彼は十分活躍できる。若い選手の見本になる」。1日の記者会見で、トットナムのレドナップ監督は35歳のベテランにラブコールを送った。ベッカムが2003年までプレーしたマンチェスター・ユナイテッド以外への移籍は希望しないのではと問われると、同監督は「彼がトットナムでプレーしたいと言っていた」と明らかにした。
 ロンドン北部が本拠のトットナムは、ベッカムが子どものころに通ったゆかりのあるクラブだ。今季は好調だが選手層が比較的薄く、欧州チャンピオンズリーグもにらみ「選手が必要」(同監督)な状況。英メディアによると、トットナム以外にもプレミアリーグの数クラブが獲得に興味を示している。
 問題はギャラクシーの意向だ。過去2季の同時期はイタリア1部リーグ(セリエA)のACミランでプレーしたが、昨季は3月に左アキレスけんを断裂して長期欠場。このため3月中旬のMLS開幕までの短期間の移籍にも消極的とみられる。母国の代表復帰を視野に入れるスターの動向は、1月の移籍市場で最大の関心事となっている。(共同)

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2011年1月4日のニュース