ＭＦの得点王はＷ杯初　ビジャら４人が５ゴール

トロフィーにキスをするビジャ（左）

　Ｗ杯南アフリカ大会は１１日、スペインの初優勝で閉幕。得点王にはベスト４に残ったチームから、５得点を記録したＦＷビジャ（スペイン）、ＭＦスナイダー（オランダ）、ＭＦミュラー（ドイツ）、ＦＷフォルラン（ウルグアイ）の４人が輝いた。優勝チームからの得点王は６人目。

　単独得点王が生まれなかったのはガリンシャ（ブラジル）ら６人が４ゴールで並んだ１９６２年大会、ストイチコフ（ブルガリア）とサレンコ（ロシア）が６ゴールをマークした９４年大会に次いで３度目。５点でのタイトルは前回大会のクローゼ（ドイツ）と同じで、６２年大会の４点に次ぐ少ない数字となった。
　ドイツ選手（旧西ドイツ時代を含む）の得点王は２大会連続３人目でスペイン、オランダ、ウルグアイ選手は初めて。また、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の記録によると、ＭＦ登録の選手が得点王になったのもＷ杯史上初となった。（共同）