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過小評価もエトオは警戒「日本が最も危険」

[ 2010年6月5日 06:00 ]

 カメルーン代表は5日、ベオグラードでセルビア代表と強化試合を行う。FWサムエル・エトオ(29=インテル・ミラノ)がW杯1次リーグE組で対戦する日本、オランダ、デンマークの中で、14日の初戦で対戦する日本代表を最も警戒していることが分かった。地元メディアが3日に伝えたところによると、カメルーンの英雄で主将も務めるエースは「日本がE組で最も危険なチーム」と断言した。

 エトオは日本について「誰も日本がどれほどの実力を持っているか分かっていない」と過小評価されているとし「日本はアグレッシブなプレーをして、パスがとても速い。カメルーンは誰も日本を見下してはいない」と語気を強めた。個人については「欧州の有力クラブでプレーしていたシュンスケ・ナカムーラは知っているよ」と話した。
 それでも「E組はオランダが最有力。でも、カメルーンが1位通過することも可能だ。それこそW杯優勝だって可能だと思う。そんなことを言うとクレージーだと思われるだろうけど、でも世界最高のチームであると信じればもっと強くなれるはず」と自信を見せた。
 1日のポルトガル戦で退場したエトオはFIFAから出場停止の通達を受けており5日のセルビア戦は出場しない。

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2010年6月5日のニュース