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日本代表、南アに移動 指揮官は“収穫”強調するが…

[ 2010年6月5日 19:16 ]

 サッカー日本代表は5日、ワールドカップ(W杯)が開催される南アフリカに移動するため、直前合宿地のスイス、ザースフェーを出発した。5日夜のチャーター機でジュネーブを離れ、ヨハネスブルクを経由して6日正午(日本時間同日午後7時)ごろに南アでの拠点となる南部の町ジョージに到着する予定。

 本大会への対策として標高約1800メートルの高地で実施した11日間のスイス合宿を振り返り、岡田監督は「高地でかなり選手を追い込んだ。イングランド、コートジボワールという強い相手との試合も必要なことだった」と話し、連敗した強化試合にも収穫があったことを強調した。選手の疲労を考慮し、今後3日間ほどは練習の負荷を下げて調整を進めるという。
 W杯1次リーグE組のカメルーンとの初戦(14日)に向けたポイントには「コンディションを整えることとセットプレーの練習、後は戦い方の意思統一」を挙げ、ジョージではW杯出場チームと練習試合を行うために交渉中であることも明かした。(共同)

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2010年6月5日のニュース