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カメルーン代表マクン 25M決勝ミドル!

[ 2010年2月18日 06:00 ]

ゴールを決めて喜ぶカメルーン代表でリヨンのMFマクン

 欧州CLは2試合が16日に行われ、リヨンがホームでレアル・マドリードに1―0で先勝した。W杯で日本と対戦するカメルーン代表MFマクンが決勝点。昨季準優勝マンチェスター・ユナイテッドはMFベッカムを擁するACミランにアウェーで3―2と逆転勝ち。FWルーニーが2得点した。第2戦は3月10日に行われる。

 後半2分、敵陣でボールを拾ったマクンが自ら攻め上がった。守備陣は1トップのリサンドロ・ロペスを意識して後退。スキを突いたマクンが25メートルのミドル弾を決め、リヨンがレアルを破った。

 「リサンドロがDFを引きつけてくれたのでトライした。得点できてハッピー」。チームが国内リーグ4位に沈む中、最近は自身も精彩を欠くプレーでブーイングを浴びていたが、ピュエル監督は「ピッチで答えを出した」と称えた。

 10年W杯予選では全12試合に出場し、FWエトオに次ぐ3得点。豊富な運動量で攻守に貢献し、この日もチーム最多の走行距離で零封を支えた。背番号17は03年コンフェデ杯で試合中に亡くなったカメルーン代表MFフォエのリヨン在籍時の番号。08年夏のリヨン加入時に欠番だった“魂の番号”を引き継いだ男は、W杯で対戦する日本にとっても脅威となる。

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2010年2月18日のニュース