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微妙な判定に救われた…Bミュンヘンのホーム白星

[ 2010年2月18日 12:05 ]

 【欧州CL・バイエルン・ミュンヘン2―1フィオレンティナ】2季連続の8強入りを狙うバイエルン・ミュンヘンが前後半の終了間際にゴールを奪い、厳しい一戦をものにした。

 序盤から支配率で上回りながら決定機をつくれない嫌な展開。前半ロスタイムにロッベンのPKで先制したが、後半5分の相手CKをクリアできずに追い付かれた。
 流れを変えられないまま引き分けに終わるかと思われた終了間際、またもロッベンが試合を動かした。右サイドから切れ込んで左足で強烈なシュートを放つ。GKがはじいたところをオリッチが頭でつなぎ、最後はクローゼがヘディングで流し込んだ。
 ゴール前でクローゼはオフサイドの位置にいたもののゴールは認められた。微妙な判定に救われ、ファンハール監督は「明らかにオフサイドだったが、運が良かった」と話した。
 ラームが「典型的なイタリアのチーム」と評し、ロッベンも「フリーになっている選手を見つけるのが困難だった」というフィオレンティナの堅守に苦しみながらつかんだ勝利。敵地での第2戦に向け、指揮官は「勝ち上がる確率は50パーセントくらい」と慎重な口ぶりだった。(共同)

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2010年2月18日のニュース