×

アーセナル納得できない敗戦!主審は“あの人!”

[ 2010年2月18日 16:43 ]

ポルトの決勝点をめぐり、ハンソン主審に抗議するアーセナルのベンゲル監督(右)

 【欧州CL・アーセナル1―2ポルト】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で17日、昨季ベスト4のアーセナル(イングランド)がポルト(ポルトガル)に1―2で敗れた。敵地での第1戦を落としたベンゲル監督は「このような敗戦をのみ込むのは難しい」といら立ちを隠せなかった。

 怒りの原因は失点の仕方にある。同監督は「2点とも欧州CLの試合では考えられないもの」と切り捨てた。まずは前半11分に相手の右クロスをGKファビアンスキがゴール内にはじき、これが先制点になった。
 そして問題の場面は後半6分。DFキャンベルのバックパスをGKファビアンスキが手で触り、ペナルティーエリア内で間接FKを献上。守備陣形が整う前にプレーを再開した相手に簡単にゴールへ流し込まれた。
 「あれは意図的なバックパスではなかった」と主張するベンゲル監督は「ゴールから5メートルの間接FKですぐにプレーを始められたら、どうやって守ればいいんだ。こんなものは見たことがない」と憤慨した。
 主審はワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフで、フランス代表FWアンリのハンドを見逃して波紋を呼んだスウェーデン人のハンソン氏。今回は欧州CLの舞台でフランス人監督から怒りの矛先を向けられた。(共同)

続きを表示

2010年2月18日のニュース