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川崎F 逆転4強へ異例の前日紅白戦

[ 2009年7月29日 06:00 ]

 ナビスコ杯準々決勝第2戦の4試合が、29日に行われ、4強が出そろう。第1戦に0―1で敗れた川崎Fは、ホームで鹿島と対戦。最近5試合勝利がないだけに、逆転突破に向け試合前日に異例の紅白戦を行って調整した。

 川崎Fが、異例の調整で鹿島戦に備えた。第1戦を0―1で落とし、4強進出のために2点差以上の勝利が必要。通常ならはミニゲームとセットプレーの確認で終わる前日練習を、この日はプレーを止めながらの紅白戦を行って連係を確認。「試合前には珍しいですよね」(DF伊藤)と26日の京都戦から中2日のスケジュールでは異例のメニューで必勝態勢を整えた。

 「最近ポロポロと失点しているし、そこを確認したかった」と関塚監督。ここ5試合の公式戦で3分け2敗と勝ち星がない中で迎える大一番。しかも今季1分け1敗と1度も勝っていない王者と今月3度目の対戦だけに、今度こその思いは強い。MF中村は「得点を相手にあげないで、自分たちが点を取る。勝ちにいくことが大事。しかも2点差つけて。それだけ」と逆転突破へ気持ちを高めていた。

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2009年7月29日のニュース