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横浜最後は冷や汗…5年ぶりのタイトルに前進

[ 2009年7月29日 22:55 ]

 【横浜1-2G大阪】最後は冷や汗をかいたが、横浜は踏ん張って4強入りを決めた。「勝ち負けよりも、上に進むことが大事だった」と木村監督。自陣ゴール前を固め、3―1で勝った第1戦のリードを何とか守り抜いた。

 前半の終盤に守備の要を失った。中沢がルーカスとの接触で右目周辺を強打し、負傷交代。後半はG大阪の攻撃にさらされたが、ベテラン松田を中心に1失点でしのいだ。「正直負けたのは悔しいが、初戦のリードを計算しながら戦うような経験も、この若いチームには必要」と松田は言う。

 昨年はナビスコ杯、天皇杯ともG大阪に屈した。その難敵を打破し、リーグ戦を制した2004年以来、5年ぶりのタイトル奪取に可能性を残した。「タイトルを目指しているというモチベーションは、Jリーグの方にも生きるはず」と、右目に眼帯をした中沢は話した。

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2009年7月29日のニュース