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名古屋 逃げ切り勝ちも2点しか奪えず敗退

[ 2009年7月29日 21:24 ]

 【ナビスコ杯準々決勝・名古屋2―1FC東京】名古屋の勝ちが決まった試合終了後、観客席からの拍手はまばらだった。アウェーでの第1戦は1―5の惨敗。準決勝進出の最低条件は4得点だったが2点しか奪えず、ストイコビッチ監督は「勝ったが十分じゃない」と淡々と語った。

 大量得点を狙うためには序盤から仕掛ける必要があったが、相手のパス回しについていけなかった。前半33分に巻、後半20分には吉田が得点したがここまで。チャンスで決めきれずに時間だけが過ぎた。巻は「4点を取りたかった…」と悔しさをにじませた。

 主力の玉田や中村らはベンチにすら入らなかった。若手に経験を積ませたものの、準決勝進出へ最善を尽くしたとは言い難い。指揮官は「リーグとACLに焦点を絞って前に進んでいきたい」と話したが、この日のような戦いぶりでは、道は険しくなる。

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2009年7月29日のニュース