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鹿島陥落…不敗神話も21でストップ

[ 2008年8月24日 06:00 ]

<鹿島・名古屋>名古屋に敗れ、肩を落とす小笠原(40)ら鹿島イレブン

 【鹿島1―2名古屋】ついに記録が途切れた。93年5月16日のJリーグ開幕戦でMFジーコ(元日本代表監督)がハットトリックを決め5―0で大勝して以来、カシマスタジアムでは公式戦21連勝中だった名古屋戦で、鹿島がついに敗れた。MF青木は「連勝記録がストップしたことより、上位対決で負けて順位を落としたことの方が大きい」と振り返った。

 前半3分にFWマルキーニョスのゴールで先制。絶好のスタートを切ったかに見えた。ところが、前半11分に6日の清水戦、9日の千葉戦でともに失点を許したセットプレーからまたも同点弾を許すと、後半15分にはDF大岩がPKを献上して勝ち越しを許した。DF岩政は「セットプレーには盲点がある。そこを修正しないと」と今後の課題を口にした。

 これで名古屋戦の連勝記録が途切れたばかりか、昨年6月から続いたホームの不敗記録も26試合でストップ。首位からも5試合ぶりに転落した。それでも、MF青木は「すぐに試合があるし、最後にまた首位に立てるようにやるしかない」と再出発を誓っていた。

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2008年8月24日のニュース