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非情の決断!守備の要・青山直が落選

[ 2008年7月14日 18:04 ]

 非情の決断の末、北京での祭典に挑む18人が出そろった。一番の驚きはDF青山直の落選だ。昨年のアジア2次、最終予選12試合で最多の11試合に出場。守備の要として活躍し、高い打点のヘディングなどで2ゴールを挙げたが、今季は清水で調子が上がらなかった。台頭してきた森重、吉田に計算が立ったことで構想外となった。

 「胸が痛むが、サッカーは前を向いてやるもの。最強の18人を選んだ」と、反町監督は苦渋の選択を説明した。最終予選のサウジアラビア戦で日本を救うシュートブロックを見せ、五輪出場に大きく貢献した青山敏(広島)の名もなかった。
 就任から約2年間で反町監督が招集したのは実に83人。平山(FC東京)水野(セルティック)伊野波(鹿島)ら主力級が次々にふるい落とされ、ついに最終形へとたどり着いた。
 ただ、オーバーエージ枠の選手が不在で、やや小粒な感は否めない。「自信がなければ、ここにはいない」と力強く話した反町監督。精鋭18人は、真夏の祭典でどんな試合を見せるか。いよいよ集大成の時を迎えた。

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2008年7月14日のニュース