横浜が桑原監督解任　後任に木村氏

横浜ついに降格圏…桑原監督解任危機

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　Ｊリーグ１部（Ｊ１）横浜は１４日、横浜市内で記者会見し、成績不振を理由に桑原隆監督（６０）の解任と木村浩吉チーム統括本部長（４７）の新監督就任を発表した。１６日の神戸戦から指揮を執る木村新監督は「選手に自信を取り戻させ、一つでも上の順位を目指す」と話した。

　Ｊ１での監督交代は今季４チーム目。結城治男コーチも解任された。木村監督の契約は２００９年１月末まで。

　就任１季目だった桑原監督は第１６節終了時点で１６位と低迷した。斎藤正治代表取締役は「非常に迷ったが、チームを結果に導くのがリーダーの責任」と解任の理由を述べた。

　横浜は１３日もホームで新潟に０―１で敗れ、４月２９日の千葉戦に３―０で勝ったのを最後にリーグ戦７戦白星なし。ついに降格圏内の１６位に沈み、クラブ発足以来のＪ２降格の可能性も現実味を帯びるなど危機的な状況に陥っていた。

　桑原監督は静岡・藤枝東高から古河電工コーチ、ジュビロ磐田監督などを経て、今季から横浜の指揮を執り、リーグ開幕２連勝するなど序盤は好調だったが、５月１７日の京都戦から４連敗を喫し、第１６節終了時点で５勝８敗３分の１６位と低迷を続けていた。

　Ｊ１での監督交代は浦和、川崎、千葉に続き今季４チーム目。