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反町監督、選考は精神面を重視

[ 2008年7月14日 18:02 ]

北京五輪サッカー男子の日本代表選手を発表する反町監督

 北京五輪へ臨む最終メンバーを発表した反町監督は淡々と選考理由を説明した。

 ―選考で重視した点は何か。
 「一つは当然、ハートの部分。サッカーに対する情熱、日の丸に対する誇り。日本らしい最後まであきらめない粘り強さ、ひたむきさだ」
 ―守備陣の主力で落選した選手もいるが。
 「頭の痛いところだった。多くを総合的に判断して選んだ。胸が痛いが、サッカーは前を向いてやらないといけない。後ろを振り返って感傷に浸ってはいけない。前を向いて前進していきたい」
 ―五輪での目標は。
 「目標はその都度変わっていくもの。まずは1次リーグ突破に全神経を集中していく。突破できた場合は、その次の段階を、また選手に話していきたい。日本らしいサッカーを3試合して、いい成果を得たい」
 ―オーバーエージ(24歳以上)選手を使えなかったが。
 「多くを語る必要はない。まず23歳以下の世代の選手を伸ばそうと考えてやってきた。その結果がこのメンバーになった」

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2008年7月14日のニュース