長沼さんにささげる岡田ジャパン３発勝利

前半、先制点を決め、松井（右）、玉田（手前）と喜ぶ中沢

　サッカーの２０１０年ワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会アジア３次予選２組第３戦の日本―オマーンは２日、横浜市の日産スタジアムに４万６７６４人の観衆を集めて行われ、日本が３―０で快勝した。この日死去した日本協会元会長の長沼健氏にささげる勝利で厳しい６月の４連戦初戦を順調に突破、２勝１敗で勝ち点を６とし、同組２位を守った。。

　日本は前半１０分、左ＣＫを中沢（横浜Ｍ）が頭で合わせて先制。前半２２分に大久保（神戸）が加点し、後半４分には中村俊（セルティック）のゴールで突き放した。
　２組のもう１試合はバーレーンがタイを３―２で下し、３連勝の勝ち点９で首位。
　４チームが５組に分かれて争う３次予選は各組２位までが９月からの最終予選に進む。１０チームが２組に分かれる最終予選で各組２位までが本大会出場権を獲得。各組３位同士による決定戦の勝者がオセアニア１位との大陸間プレーオフに臨み、勝てば本大会に進む。