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谷口2発!生き残りへ最高のアピール

[ 2008年4月24日 06:00 ]

<U―23日本代表・大宮>後半44分、決勝ゴールを決める谷口(右)

 【U―23日本代表2―1大宮】大宮戦の全得点をMF谷口の右足が叩き出した。前半26分、シュートのこぼれ球に反応して約25メートルの距離から豪快に先制弾を決めると、後半44分には決勝弾。「ゴールを狙っていた。入って良かった」。昨年8月の中国遠征以来8カ月ぶりの代表招集。1点目のゴールを決めた時に思わずガッツポーズが出たように、生き残りに懸ける思いは強い。

 「内容も大事だけど、結果がすべて。今季初めてってぐらいの(いい)シュートだった。これが自信になれば」。関係者に高く評価されながらなぜかU―23代表に長く呼ばれなかった。その間「自分に何が足りないのか考えながら出ている選手をテレビで見ていた」という。「ちょっとでも北京に行ける可能性があるなら全力でやろう」と乗り込んだ2泊3日の合宿。決定力不足のFW陣を横目に最高のアピールとなった。

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2008年4月24日のニュース