×

川崎の関塚監督が体調不良で辞任

[ 2008年4月24日 17:38 ]

 Jリーグ1部(J1)川崎は24日、関塚隆監督(47)が体調不良を理由に辞任し、後任に高畠勉コーチ(39)が昇格すると発表した。関塚監督は9日に入院し、精密検査で不整脈と診断された。今季のJリーグで監督交代は浦和に続き2チーム目。

 この日、川崎市内のクラブハウスを訪れた関塚監督は練習前に選手やスタッフにあいさつ。報道陣の取材にも応じ「検査で問題がなければ現場復帰したかったが、もう少し休養が必要ということだった。残念。今季やり切りたかった」と目を赤くしながら話した。
 2004年に就任した関塚監督は1年で川崎をJ1昇格へ導き、06年にはリーグ2位、昨季はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)8強、ナビスコ杯準優勝などの実績を残した。川崎は今季2勝2分け3敗の現在12位。

 ▼川崎・武田社長の話 もっと長く続けてもらいたかったが、関塚監督の健康回復を第一に考えた。高畠新監督には思い切ってやってもらいたい。クラブ一丸で、この難局を乗り切るしかない。

続きを表示

2008年4月24日のニュース