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ピクシー名古屋1勝 浦和は連敗…

[ 2008年3月15日 19:12 ]

前半14分、先制点を決め、喜ぶ名古屋・ヨンセン(9)=埼玉スタジアム

 Jリーグ1部(J1)第2節第1日は15日、埼玉スタジアムほかで行われ、浦和は名古屋に0―2で敗れ開幕2連敗となった。ストイコビッチ新監督の名古屋は初勝利。大分は2―0で柏を破り、連勝で暫定首位に立った。横浜が大島の2得点で札幌に逆転勝ちし、2連勝で暫定2位。

 磐田はベテラン中山のゴールなどでG大阪に3―0で快勝。神戸はレアンドロのハットトリックなどで川崎を4―1で下した。FC東京は新潟に3―2で、清水は千葉に2―1で勝った。

 ≪「忘れられない日に…」≫今季就任した名古屋のストイコビッチ新監督が、浦和を敵地で下し、監督として初勝利を挙げた。「人生の中でも忘れられない日になった。それは皆さんもおわかりでしょう」と、笑顔の意味を説明した。浦和とは対照的に、名古屋は組織と選手の個性が調和したサッカーを披露。高さのヨンセン、スピードの玉田が絡む攻撃と、若い守備陣も機能的で指導者としての手腕の確かさも証明した。古巣クラブの再建の切り札として今季、招聘され「現代サッカーには美しさが必要」と自身のサッカー哲学を説く43歳。頭の中には、自らが現役時代に見せたような数々の美しいプレーを再現するアイデアが詰まっているようだ。

 ▼浦和・オジェック監督の話 改善のポイントはスピードを上げることだ。この連敗を消極的にとらえず、自分たちの強さを信じて前に向かっていきたい。

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2008年3月15日のニュース