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残り2階級 初の男子金「0」危機…

[ 2012年8月2日 06:00 ]

ロンドン五輪柔道

 柔道が五輪正式競技となって以来、不出場のモスクワ大会をのぞく10大会で金メダルを獲ってきた日本男子が崖っ縁に追い込まれた。

 1日までの5階級で金メダルゼロ。1日に行われた90キロ級の西山は準々決勝敗退。ポイントを追いかける終盤には、西山の技を主審が一度は一本としながら技ありに下方修正する場面も。「一本やろ!」と叫んでいた篠原監督は試合が終わると憤然と席を立った。世界選手権では既に09年に優勝なしに終わった経験がある。残りは2階級。増す重圧に篠原監督は「危機感は持っているが、選手は試合に集中させないと」と苦悩の表情を浮かべていた。

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2012年8月2日のニュース