×

星 悔しい銅!「金メダル本気で目指してきた」

[ 2012年8月2日 04:26 ]

女子200メートルバタフライで獲得した銅メダルを手に笑顔の星奈津美

ロンドン五輪競泳

 競泳女子200メートルバタフライ決勝で、星奈津美(早大=21)が2分05秒48で銅メダルを獲得。競泳女子3個目のメダルとなった。

 思わず涙がこぼれた。「口にはしていなかったけど、金メダルを意識していた。本気で目指してトレーニングしてきた」。悔し涙で目が真っ赤になっていた。

 序盤から上位に位置した星は、最後の50メートルで勝負に出たが、先に焦劉洋(中国)にスパートをかけられ、金メダルまであと1秒5届かず。電光掲示板を確認した表情は暗く、天に向かって大きく一息ついた。

 五輪前、「自分にプレッシャーを与えないよう特別五輪ということを意識せず、自分の記録を超えたいと思っています」と話した。だが、レースを終えて金メダルへの思いを再認識させられた。「悔しいのが正直なところ。でもずっと思ってきた五輪のメダリストになれたというのはうれしい。最初から最後まで自分なりに泳ぐことができた」と21歳の顔は最後に少しだけ、明るくなった。

続きを表示

2012年8月2日のニュース