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審判の顔蹴る…テコンドー選手“永久追放”

[ 2008年8月24日 00:21 ]

判定に不服としてレフェリーの顔を蹴るキューバのアンヘル・マトス

 【北京五輪・テコンドー】世界テコンドー連盟(WTF)は23日、北京五輪男子80キロ以上級で、判定を不服としてレフェリーの顔を蹴ったとして、アンヘル・マトス(キューバ)とそのコーチを永久資格停止処分にすると発表した。処分は直ちに適用となる。

 マトスは23日に行われた80キロ以上級の3位決定戦の試合中に負傷。1分までと定められた治療時間を超過したために失格を宣告された。この判定に腹を立て、スウェーデン人のレフェリーに詰め寄り、顔を蹴った。
 WTFは「テコンドーとオリンピックの精神を著しく傷つける行為だ。マトスとコーチをすべての大会から永久に追放、北京での記録を抹消する」との声明を出した。
 マトスはシドニー五輪男子80キロ級で金メダルを獲得していた。(共同)

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2008年8月24日のニュース