【万哲の乱 特別編】8日京都11R 開幕週だから…フミノムーンが一気差し

[ 2017年10月8日 08:00 ]

 京都11R・オパールSは過去に何回か万馬券を獲らせてもらっている好相性レース。3年前は前半3F32秒6の乱ペースで、13番人気へニーハウンドが中団から一気差し。「開幕週=前有利」の騎手心理が働ければ働くほど、中団〜後方組の出番もある図式。開幕週の絶好馬場だから、前有利と決めつけるのは早計。

 今年は典型的な差し馬の◎フミノムーンの出番だ。普通の展開予想なら「イッテツが逃げ、ソルヴェイグが2番手でそのまま…」なのだが、コウエイタケルやラヴァーズポイントも本来は先行脚質。前走・セプテンバーS(1着)を2番手から勝ったタマモブリリアンも後ろには下げたくはないはず。そう読めば、差し馬も侮れない。フミノムーンは、今回と同じ京都1200メートル戦だった昨年10月桂川S(1着)が道中後方から大外一気差し。道悪巧者のイメージもあるが、当時が1分7秒7の好タイム。高速決着にも対応できる。重賞の前走キーンランドC(4着)も見せ場は十分で、差し脚に磨きがかかっている。ここは手頃なオープン特別で落とせない。

 《もうひと押し》東京8Rは◎ホウオウドリーム。前走・神戸新聞杯(12着)はもう少し道中のペースが速ければ、着順はアップしていたはず。自己条件に戻り、初白星を飾った東京芝2400メートル戦。母メジロドーベルの主戦だった吉田豊を鞍上に迎え、陣営の勝負気配は明白。

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2017年10月8日のニュース