【毎日王冠】リアルスティールが復活V 3歳牝馬ソウルは失速8着

[ 2017年10月8日 15:47 ]

<東京11R 毎日王冠>M・デムーロを背に毎日王冠を制したリアルスティール(右)。左は2着のサトノアラジン
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 G1馬5頭が顔を揃えた「第68回毎日王冠」(G2、芝1800メートル)が8日、東京競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗の3番人気リアルスティール(牡5=矢作厩舎、父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー)が勝利した。

 勝ったリアルスティールは昨年3月のドバイターフ(首G1)以来およそ1年半ぶりの勝利。中団からの競馬で、直線ではスムーズに外に出され末脚を伸ばした。最後は2着に入ったサトノアラジンの追い上げを首差しのいだ。さらに1馬身半差の3着にはグレーターロンドンが入った。勝ちタイムは1分45秒6(良)。

 1番人気のソウルスターリングは好スタートから逃げる競馬となり、直線で失速。8着に終わり、同レース61年ぶりの3歳牝馬による優勝はならなかった。

 今年の毎日王冠はマカヒキ、ワンアンドオンリーと2頭のダービー馬に加え、今年のオークス馬ソウルスターリング。さらには安田記念を制したサトノアラジン、海外G1ドバイターフを完勝したリアルスティールと5頭のG1馬が一堂に会した注目のレースだった。

 ▼デムーロの話 きれいな勝ち方をしましたね。作戦通りの競馬で馬の状態も良かった。引っかかる馬ですけど、スタートから落ち着いていてペースが良かった。手応えもずっと楽だった。

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2017年10月8日のニュース