【松戸記念】諸橋完全優勝、5回目の記念V 次走は寛仁親王牌

[ 2017年10月2日 05:30 ]

松戸記念の表彰式で賞金ボードを掲げる諸橋
Photo By 共同

 競輪の松戸開設67周年記念の燦燦ダイヤモンドカップ争奪戦(G3)最終日は1日、千葉県の松戸競輪場で決勝(2015メートル、6周)が行われ、諸橋愛(79期)が完全優勝で8月弥彦以来、通算5回目の記念Vを飾った。

 レースは根田―中村―海老根―佐藤―筒井―吉田―神山―諸橋―小川で周回。残り3周から吉田―神山―諸橋が上昇、根田が4番手に下げて中村―海老根―佐藤―筒井―小川で赤板。吉田が根田を警戒しながら先行態勢。打鐘すぎ2Cから根田が巻き返すと神山がけん制、最終2角で諸橋が内を突いて吉田の番手。根田は不発。吉田―諸橋―佐藤―筒井で直線に入り諸橋が抜け出して完全優勝。

 諸橋は「根田君のスピードが凄かったので止めるよりも前に踏ませてもらった。今は一戦一戦がグランプリにつながるのでいい緊張感を持って走れている。次のG1も一戦ずつ集中して頑張る」。優勝の喜びと共に次走の寛仁親王牌(6〜9日、前橋)、そして初のグランプリ出場に向けて意気込んだ。

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