【下関・競帝王決定戦】白井 減量実った初V G1・10勝目

[ 2017年10月2日 05:30 ]

下関G1競帝王決定戦を制した白井
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 ボートレース下関G1「開設63周年記念 競帝王決定戦」は1日、第12Rで優勝戦が争われ、白井英治(40=山口)がインから押し切り快勝、下関初のナイターG1を制した。2着には田中、3着には中島が入り人気サイドで収まった。

 進入は枠なりの3対3。インからコンマ17のSを決め、危なげなく先マイに持ち込んだ。「足に自信があったし、しっかり回ることだけ考えていた」。

 下関の周年記念優勝戦はこれまで準V2回、3着が2回。14年2月に中国地区選は制しているが「地区選と周年記念は別物」と言い切り、見事周年制覇を決めた。「歴史に残る勝ち方で良かった」。G1は15年2月児島の中国地区選以来、10回目の優勝となった。

 今節にかける意気込みは並々ならぬものがあった。減量に取り組み、初日の体重は50・5キロ。選手になって初めて重量調整を経験。「最近の記念で結果を出せてなかったので、いつもと違うことをしようと思った」。

 この優勝で900万円を加え、ランキングは5位まで上昇。11月に当地で行われるチャレンジカップへも追い風になったはず。「チャレンジカップでまたファンにお祝いしてもらいたい。これからも一走一走全力で頑張ります」。弾みをつけた白井がここから一気に突っ張る。

 ◆次走 白井英治、古賀繁輝、田中信一郎、中島孝平、菊地孝平、馬場貴也の次走は8日からの津G1つつじ賞王座決定戦。池田浩二、井口佳典、石野貴之、岡崎恭裕、篠崎元志、茅原悠紀ら強豪と優勝を争う。

 ◆最高記録 今回の周年記念で、下関ボートでの周年記念節間売り上げ最高となる59億5881万2600円を記録。

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2017年10月2日のニュース