【万哲の乱　特別編】１２日小倉１１Ｒ　夏男モズライジンがエンジン全開

　夏競馬には「夏は芦毛が強い」「夏は牝馬が強い」など、さまざまな格言があるけど、僕個人は過剰に反応しないようにしているつもり。ただ、実際に「夏場に強い馬」は話は全く別。

　小倉１１Ｒ・阿蘇ステークスの（２）モズライジンは７〜９月に計６回走って、１勝、２着５回で連対率１００％。しかも、夏場に強い？と言われる芦毛。ここまで夏に好成績が集中していると、冬〜春の成績は完全に無視して、そろそろ「買い時」で見るべきか。実際に前走・函館の大沼Ｓ（４着）は近走一番の好内容で夏本番に向け、状態も上げてきた。今回の阿蘇Ｓは昨夏も２着に好走。最内１番枠のトミケンユークアイ、前走で逃げ切ったアドマイヤロケット、常にハナを主張しているコパノチャーリーなど先行型も多く、後方追い上げのライジンには展開もドンピシャのはず。乗り慣れた中谷に戻り、本日開催のＪＲＡ３場（札幌、新潟を含む）では小倉が最も予想最高気温が高く、３３度まで上がる見込み。ここまで暑くなれば、夏男ライジンの本領発揮だろう。

　《もうひと押し》新潟１０Ｒ・三面川特別は休み明けでも（４）ニシノアモーレ。今回の新潟芝１８００メートルは昨夏新馬戦で４馬身差圧勝Ｖの実績。強じんな末脚が生きる絶好舞台で鉄砲Ｖだ。