【細原・騎手で獲る 特別編】12日小倉9R “いいとこばかり”のイイコトズクシが決める!!

[ 2017年8月12日 08:00 ]

 先週の小倉芝は15鞍。土曜メインの九州スポーツ杯は10番人気スノーエンジェル、日曜メインの小倉大賞典は4番人気タツゴウゲキがV。前者は積極的な逃げ、後者は内ラチ沿いを差し返す、ともに“イン優勢”の競馬だった。小倉で騎乗していたジョッキーは「開幕週は芝丈が長かったが、芝刈りをした先週は完全な前残り。後ろからでは厳しかった」と印象を話していた。ちなみに土日の脚質の内訳は

☆逃げ=3勝、2着0回、3着1回

☆先行=9勝、2着5回、3着12回

☆差し=3勝、2着6回、3着1回

☆追い込み=0勝、2着4回、3着1回

 先行馬が優位なのは明らかだ。週中の台風の影響が少なかった今週も傾向は「前」と読む。

 勝負レースは小倉9Rフェニックス賞・イイコトズクシ◎。木曜紙面の「栗東ドキュメント」でも触れたが、最終追いの坂路で4F51秒0〜12秒6の猛時計。軽々と自身の自己ベストを2秒4も上回った。手綱を取った武豊は「時計も出て動きは良かった。新馬の内容が良かったし楽しみ」と手応えをにじませていた。入厩当初から完成度が高かったが、一度使ってさらにたくましさが増した。音無師は「勝って小倉2歳Sに行きたい」とキッパリ。前優位の馬場を味方に、持ち味の先行力で押し切る。相手は混戦とみて単複で大枚勝負!!

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2017年8月12日のニュース