【平安S】グレイトパールが圧巻の5連勝…川田「さらに楽しみが広がった」

[ 2017年5月20日 16:01 ]

<京都競馬11R・平安S>川田騎手を背に2着に大きく差をつけ、勝利したグレイトパール
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 「第24回平安ステークス」(G3、ダート1900メートル)は20日、京都競馬場11Rで行われ、川田将雅騎手騎乗の1番人気・グレイトパール(牡4=中内田厩舎、父キングカメハメハ、母フォーチュンワード)が勝利し、5連勝で重賞を初制覇した。

 4馬身差の2着には最後方から追い込んだ6番人気・クリソライト。接戦となった3着は15番人気のマイネルバイカが入った。

 他馬を寄せつけないパフォーマンスに鞍上の川田は「素晴らしい持久力」とパートナーをたたえた。コンビを組むのはダート初戦となった16年10月以来だったが「だいぶ、成長していた」と笑顔をみせた。

 道中は中団からレースを進めたが「キレがあるタイプでもないし、体が大きく器用ではないので外を回した」と予定通り。3コーナー手前から仕掛けて、先行馬群を飲み込んだ。

 重賞初挑戦ながら、まさに完勝の内容に「さらに楽しみが広がった」とさらなる可能性を感じた様子。これでダートでは無傷の5連勝となり夢は広がる。重賞ウィナー11頭が名を連ねるハイレベルな一戦となったが、砂の絶対王者の誕生を予感させるグレイトパールの圧勝劇だった。

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2017年5月20日のニュース