【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】２０日新潟１０Ｒ　セダブリランテスが久々＆初芝でもライバル圧倒

　先週日曜は当欄で推奨した新潟１１Ｒの◎エーデルメイシュが快勝したものの、Ｇ１ヴィクトリアマイルが外れて馬券はマイナスで終了。当欄の成績は悪くないと思うのだが、Ｇ１シリーズが荒れ模様で苦戦が続いている。それにしても、◎ミッキークイーンは想定外の完敗。冷静に戦績を振り返ると、Ｇ１２勝は芝２０００メートルの秋華賞と芝２４００メートルのオークス。昨年のヴィクトリアＭも２着ながら勝ち馬には離されており、マイルは本質的に距離不足なのかもしれない。

　本日の勝負どころは新潟１０Ｒ。休み明け＆昇級＆初芝でも陣営が自信を隠さない◎セダブリランテスのデビュー２連勝を期待だ。入厩当時から調教で目立つ動きを見せていたが、中山ダート１８００メートルの新馬戦が前評判に違わぬ圧巻の勝ちっぷり。勝負どころでもたついて圏外に脱落と思ったところから、桁違いの末脚を繰り出して鮮やかに差し切った。その後に軽い骨折で間隔が空いたが、今週の最終追いでは次週の目黒記念に出走する半兄モンドインテロ、同じく次週のダービーに臨むマイネルスフェーンとの３頭併せで楽々と最先着。休養前より迫力を増した感がある。兄モンドインテロも３歳時に初芝で当レースに臨み、直線一気に３馬身半突き抜けるワンサイド勝ち。それと同等、あるいはそれ以上の勝ち方を期待できる大物とみた。