【細原・騎手で獲る　特別編】２５日阪神９Ｒ　稽古猛時計のウインシャトレーヌが差し切る

　今週はドバイ出張。木曜夜は関係者の方たちと、サッカーＷ杯アジア最終予選「日本対ＵＡＥ」を生観戦してきた。きらびやかな外観とは一転、スタンドはこぢんまりとした感じ。日本では考えられないほどの近距離で、選手たちを応援することができた。結果は久保と今野のゴールで２対０。試合後はサポーターの“暴動”に巻き込まれるかも…と心配したが、すれ違う現地サポーターからは「ジャポン、オメデト」と温かい言葉。一生の思い出になった。アウェーで快勝した侍たちに負けないよう、記者も異国の地から的中を目指す。

　阪神９Ｒはウインシャトレーヌに◎。東京の新馬戦（芝９Ｆ）は上がり３Ｆ３３秒８の末脚でＶ。非凡な瞬発力で器の大きさを示した。中間も緩めることなく乗り込まれ、１周前の坂路では４Ｆ５０秒５〜１２秒２の自己ベストをマーク。これは同日の同じ時間帯に追い切られたレッツゴードンキ（高松宮記念出走）に０秒１差まで迫る猛時計だ。牝馬でこれほど負荷を掛けられるのは絶好調の証。頭で勝負だ！！　馬券は馬単で相手ヤマカツグレース、ピスカデーラが本線。トーホウビスカヤ、カワキタエンカ、チャレアーダを押さえる。