【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】25日中山9R 遅れてきた大物ルヴォワールの勝ちっぷりに注目

[ 2017年3月25日 08:00 ]

 国内ではG1高松宮記念を筆頭に毎日杯、日経賞、マーチSと4重賞が組まれ、海外ではドバイ国際競走に日本馬10頭が参戦。今年からG1に昇格した大阪杯の1週前追いも行われた今週の美浦は、目が回るほどの忙しさだった。きょう土曜は先週に続き、午前中にグリーンチャンネルのパドック解説を担当。馬券に役立つ情報を提供できるように、全力を尽くします。

 配当的な妙味を追求する当コラムだが、今回は初めて禁を破り?断然人気が確実な中山9R・ミモザ賞の◎ルヴォワールをピックアップ。デビュー前から調教で目立つ動きを見せていたが、中山芝2000メートルの新馬戦は期待を上回る圧巻の強さだった。緩い流れでも好位インを大きな完歩でゆったりと進み、直線入り口で外に持ち出されるとダイナミックなフォームで急加速。アッと言う間に抜け出し、外から差し込んだ2着サトノルーラー(次走を快勝)を悠々と振り切った。その後はすぐにミモザ賞→フローラSのローテを決定し、牧場から乗り込まれて仕上がりは万全。今年の3歳牝馬はソウルスターリング、ファンディーナ、アドマイヤミヤビなど逸材ぞろいとあって、手塚師は「ここはノーステッキで勝つくらいでないと今後の楽しみがなくなる」と圧勝劇を期待している。

続きを表示

2017年3月25日のニュース