【中山金杯】6年目の年男だ!長岡 減量終了で“勝負の一年”に意欲

[ 2017年1月4日 05:30 ]

昨年は自己最多の19勝をマークし、今年が年男の長岡
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 失う怖さは知っている。93年、酉(とり)年生まれの長岡は今年が年男。昨年は自己最多の19勝をマークし、騎乗数も最高の444回を誇った。だが、その目に浮かれた色はない。「前回、減量がなくなった時はどこか甘く見ていた。今年は勝負の一年です」。

 デビュー6年目を迎える長岡。見習騎手の負担重量の減量がなくなり、トップ騎手たちと同条件での勝負を強いられるようになる。実は4年目の15年にも一度減量が消滅(昨年3月のルール改正で減量適用期間は騎手免許取得後3年未満から5年未満に)。14年に436あった騎乗数は264にまで落ち込んだ。「あの時にこうも違うんだと実感した。今までは“減量騎手”として見られていたのが、“長岡”として見られるようになる。今回は準備をしてきたつもり」。

 17年最初の重賞・中山金杯ではトミケンスラーヴァに騎乗。自身4回目の重賞戦への思いは強い。「乗りやすい馬だし、メンバー的にもやれると思っている。いきなりでどれだけ目立てるか。自分にとっては大きなレースになります」と熱い口調。同じ失敗は繰り返さない。新年一発目に懸ける若武者の覚悟に注目だ。

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2017年1月4日のニュース