【先週の新馬戦】抜群に伸びたカリビアン 好タイムと将来性にA評価

[ 2016年9月13日 05:30 ]

 先週の新馬戦は頭数がそろわなかったレースも多くやや低調ムードが漂う結果となった。

 その中で唯一、A評価を下したのが中山芝マイルを勝ち上がったカリビアンゴールド。08年ウィンザーフォレストSなど英、仏の重賞を3勝したサバナパティーダを母に持つ良血。外に持ち出されてからの伸びは目を見張るものがありV時計1分36秒2は過去10年の9月に行われた中山マイル新馬戦で2番目の好タイムだった。馬体もまだ余裕があり伸びしろを感じさせるタイプだ。

 阪神芝マイルのシグルーンも単勝1・8倍の1番人気に応える走り。超スローの展開を好位で難なく折り合うセンスの良さを披露し、33秒3の上がり3Fも優秀。芝2000メートルの準オープンで、2着4回の母ワルキューレからも今後の距離延長には十分対応できそうだ。

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2016年9月13日のニュース