リオ五輪銀メダリストも参戦!短期登録選手5人玉野G3から出場

[ 2016年9月13日 05:30 ]

今月から競輪に参戦する(左から)ペルビス、ブフリ、ドミトリエフ、パーキンス、ボス

 リオ五輪のメダリストが競輪参戦――。短期登録選手制度により日本の競輪に出場する外国人選手5人の記者会見が12日、東京千代田区のJKAで行われた。

 リオ五輪ケイリンで銀メダルに輝いたブフリ(23=オランダ)はメダルを誇らしげに披露。昨年に続く競輪参戦が待ち切れない様子で「去年はいいレースができた。五輪で銀メダルを獲得した経験を生かして頑張りたい」と抱負を語った。同五輪チームスプリントで銅メダルを獲得したペルビス(31=フランス)は「日本の競輪は私を成長させてくれた。勝つことでファンに喜んでもらえれば」。スプリント銅メダリストのドミトリエフ(30=ロシア)は「ダッシュ力を見てほしい」。来日7回目のパーキンス(29=オーストラリア)、9年ぶりに登場するボス(33=オランダ)も元気な姿を見せた。

 例年、外国人選手は4~9月に参加するが、今年はリオ五輪が開催されたため出場期間は9~12月。5人の初戦は玉野競輪場で行われるG3「被災地支援・国際自転車トラック競技支援競輪」(24~27日)。4日制トーナメントにブフリら3人、27日に単発で行われるエボリューションにペルビスとボスが出場。短期登録選手がG3、エボリューションに出走するのは初めて。

 ◆マティエス・ブフリ 1992年12月13日生まれの23歳。オランダ出身。リオ五輪ケイリン2位、チームスプリント6位(予選のみ出場)。昨年初来日で11場所を走り33戦26勝、2着2回、優勝5回(四日市、宇都宮、平塚、松阪、静岡)

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2016年9月13日のニュース