【先週の新馬戦】圧巻ペルシアンナイト 来年のクラシックを意識

[ 2016年8月23日 05:30 ]

 名門・池江厩舎からまた1頭、来年のクラシックを意識できる素質馬が現れた。小倉芝1800メートル戦を制したペルシアンナイトは伯父にゴールドアリュールがいる池江厩舎ゆかりの良血だ。

 調教からCWコースで好時計を連発し、重心が低く弾むようなフットワークは異彩を放っていた。レースも素質通り圧巻の内容。スムーズな発馬から道中の折り合いもピタリ。持ったまま直線半ばで先頭に立つと、抜群の瞬発力で後続を3馬身差突き放した。川田は「賢い馬で強い内容」と絶賛。ゴール前はまだ余力があり距離延長も問題ない。

 札幌芝1500メートル戦のレッドアンシェルは、パワーとスピードを兼備。激しい雨の中でのレースだったが、好位からしっかりと押し切り4馬身差V。センスの良さが目を引き、器は重賞級。新潟芝1400メートル戦のブライトンロックは直線一気の末脚で決め手が光った。道中での折り合いも問題なく、マイル路線での活躍が期待できる。

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2016年8月23日のニュース