タイフーン&グランシルク “末脚上手”池添テン乗り2頭に注目

[ 2016年2月4日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=3日】トレードマークの赤いジャンパーはやっぱり目立つ。岡本の双眼鏡は難なく池添の姿を捉えた。テン乗り2頭の調教に騎乗するため美浦を訪れた。1頭目はエルフィンSのメジャータイフーン。Wコースで4F51秒8~1F12秒4をマークした。函館2歳S2着の実力馬。前走・阪神JFは11着に終わったが、鞍上は「掛かりそうな感じはないからマイルでもやれそう」と距離克服の手応えを示した。

 続いては東京新聞杯のグランシルクだ。こちらもWコース。クロムレック(6歳1000万)の内で強めに追われ5F66秒5~1F13秒0で先着した。「レース映像を見たイメージと乗ったイメージを合わせながら乗った。一瞬の切れ味より長くエンジンをかけるタイプ」と、感触をつかんだ。

 末脚を引き出すことにかけては天下一品の鞍上。今週末は東西で池添騎乗の関東馬に注目だ。

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2016年2月4日のニュース