【シンザン記念】良化シゲルノコギリザメ 自己ベスト51秒5

[ 2016年1月8日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=7日】調教師、報道陣ともに少なくなった午前10時35分、シンザン記念出走のシゲルノコギリザメがようやく坂路へ。ラスト100メートル付近でやや右にもたれながら、4F51秒5~1F12秒8の自己ベストをマークした。岡崎は“待ったかいがあった”と喜んだが、それ以上にうれしそうなのは谷師だ。

 「こんな時計がよく出たね。見ての通り、状態はいいし、良くなっているよ」

 父スーパーホーネット、母父タイキブリザードの渋い血統。昨年10月のデビュー戦は10着だったが、そこから急成長。前走500万(阪神芝6F)は初芝を克服しての完勝だった。

 「入厩当初は人を乗せるのも嫌がるような馬だったんだけどね。前走は芝がどうか…と思ったが勝ってくれた。今回は初のマイルがどうかだけど、血統や馬体からは持ちそうだね」

 いい意味でトレーナーの期待を裏切り続けるノコギリザメ。重賞初挑戦もなんの、先行有利の馬場を味方に粘り込みを狙う。

続きを表示

2016年1月8日のニュース