【フェアリーS】壮快シーブリーズラブ 馬なり5馬身先着

[ 2016年1月8日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=7日】今年開業2年目を迎える池上和師がフェアリーSで2度目の重賞挑戦。昨年のチャレンジCを勝ったフルーキーの半妹シーブリーズラブを送り込む。最終調整は横山典を背にWコースで併せ馬。師が騎乗したアデューシャーク(3歳未勝利)を馬なりのまま5馬身突き放した。あまりにも壮快な走りに、村松は胸を躍らせながら厩舎のドアをノックした。

 笑顔で出迎えてくれたトレーナー。ピカピカの室内が、厩舎の新しさを物語っている。開口一番、「しまいの瞬発力は目を見張るものがあった。道中はしっかり我慢が利いて、文句なしの動き」と声を弾ませた。

 新規トレーナーとなると“顔”を売るのも大切な仕事。「目立つところで名前を覚えてもらわないと。今回もいいアピールができれば」と腕を撫す。そういえば、最初の重賞参戦だった昨年スポニチ賞ステイヤーズSは7番人気カムフィーで2着。それ以上のインパクトとなると、もちろん狙うは勝利しかない。

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2016年1月8日のニュース