【ジャパンC】ミッキークイーン気合注入!直線鋭く反応12秒2

[ 2015年11月27日 05:30 ]

CWコースで追い切られたミッキークイーン

 2冠を制した3歳牝馬ミッキークイーンは“池江流”半マイル追いで仕上げた。先週併せ馬で負荷をかけており、この日は単走。直線半ばでゴーサインが出ると鋭く反応し、ゴール後も手綱をしごいて気合を注入した。ラスト1Fは12秒2をマーク。見守った池江師も満足げに口を開いた。

 「最後は凄い切れ味でしたね。やり過ぎずテンションを上げないようにするのがテーマだったけど、その通りの調教ができた」

 前走の秋華賞は不利な大外枠(18番)から積極的に位置を取りに行き、オークスに続く2つ目のG1タイトルをゲット。その後は牝馬同士のエリザベス女王杯ではなく、古馬の一線級がそろう大舞台を選択。池江師は「秋華賞の前から決めていた。詰めて使えないタイプだし間隔の問題。3歳牝馬が好走しているレースで53キロも魅力の一つ」と参戦の理由を明かす。

 デビューから7戦連続でコンビを組む主戦・浜中も「どういう競馬がいいのか分かるし、十分やれると思います。“歴史的な名牝”に近づければ」と力強く締めくくった。今年のジャパンCが新たな女王伝説の幕開けとなる。

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2015年11月27日のニュース