年度代表馬争いへ12・2浦和記念注目

[ 2015年11月27日 05:30 ]

今季G3マーキュリーCを制しているユーロビート(提供・TCK)

 【地方競馬です!!】早いもので来週の浦和開催2日目から師走。今年は地方競馬の年度代表馬争いも混とんとしている。12月2日のG2浦和記念では、大井JBCクラシックに続き、候補と言える3頭が直接対決を予定。東京大賞典終了までは何とも言えないが、重要な選考材料になるだろう。何よりソリタリーキングやアウォーディーなど中央勢をまじえたレースそのものが楽しみだ。

 昨年の年度代表馬サミットストーン(牡7=船橋・矢野)はJBC7着。秋の戦線復帰後2戦を消化し、浦和記念連覇を狙う。そのサミットを昨年の東京記念で破ったユーロビート(セン6=大井・渡辺和)はJBC6着。今夏のG3マーキュリーCを圧勝。ダートグレードでの活躍は選定委員会の規定にも明示されており、現時点で一歩リードといったところか。

 そして昨年の東京大賞典4着以降、全てG1出走で善戦しているハッピースプリント(牡4=大井・森下)。JBC5着後、陣営はチャンピオンズC挑戦を望んだが、賞金面で除外対象のため浦和初参戦へ。近年はハッピーや、ラブミーチャンがG1全日本2歳優駿を制して年度代表馬に輝いた例もあり、6戦6勝馬ポッドガイ(牡2=川崎・八木喜)などにも可能性はある。目が離せない年末になりそうだ。 (池田 裕文)

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2015年11月27日のニュース