【京阪杯】ビッグアーサー ギア切り替え勢い駆け、藤岡師納得

[ 2015年11月27日 05:30 ]

単走で坂路を追い切るビッグアーサー

 京阪杯の木曜追い切りが26日、栗東トレセンで行われた。ビッグアーサーは開門から3時間以上過ぎた馬場が荒れた時間帯に坂路へ。前半2Fは15秒3→14秒3でゆったり運んで、そこからギアを切り替えるとラスト12秒3→12秒2で勢い良く駆け上がった。藤岡師が納得の表情で切りだした。

 「先週にやっているのできょうは前半抑えてという指示。ラスト2Fが速いしこれでいいかな」

 前走のオパールSは1分6秒7のコースレコードタイで圧巻V。指揮官も「馬場が良かったけど、楽々とあの時計を出すんだから能力が高い」と舌を巻く。北九州記念2着が響いて、スプリンターズSは除外。その悔しさを力に変えてさらに凄みを増してきた。

 重賞ウイナーの肩書を手に入れ、その先の短距離界制圧へ。再び連勝街道を突き進む。

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2015年11月27日のニュース