【宮島・グラチャン】智也SG連覇へ上昇!“同期・深川と優勝戦に”

[ 2015年6月25日 05:30 ]

2日目で(2)(1)と上昇してきた山崎智也

 宮島ボートのSG「第25回グランドチャンピオン」は24日、シリーズ2日目が終了した。5月の大村ボートレースオールスターに続くSG連覇を狙う山崎智也(41=群馬)は、舟足もレース運びも右肩上がり。2日目10Rでは豪快なツケマイを決めて今節初勝利を飾った。25日の3日目は7R3号艇、11R1号艇の好枠2走。史上13人目(14度目)となるSG連覇も十分に狙える流れだ。

 登録番号が1つ下の同期に負けてはいられない。深川(登録番号3623)がドリーム戦から白星を並べる一方で、同じ71期生の山崎(同3622)もリズムを上げてきた。2日目4Rは2コースからトップSを決めて先まくりへ。最高の展開を得た平田には先着を許したが、その攻撃的な走りは誰よりも輝いていた。

 だが、本当の見せ場はここからだった。4号艇で臨んだ後半10R。今村暢の前付けには付き合わず、5コース発進を選択。スリット通過4番手ながら1Mまでに伸び切り、圧巻のツケマイで残る5艇を置き去りにした。「たまたまペラが合ってくれた。行き足が良い感じ。これなら上位と言ってもいいかな。まだ調整が少しずれているし、これから良くなる余地もある」。ドリーム戦(3着)後は「中堅上位」と話していたが、舟足の手応えも上昇カーブを描いている。優勝を飾った先月のSGオールスターも、2日目から成績が上向いて予選トップ通過。同様の流れなら当然、SG連覇の期待が懸かる。

 「今回は3連勝してる人(深川)がいるから…。でも同期2人で優勝戦に乗れたら楽しそう」。まだ一度もない深川とのSG同時優出に思いをはせた。まずは3日目7Rで同期の快進撃を止め、1号艇で挑む11Rに弾みをつける。

 なお、2日目終了時点では深川が3連勝、重成が2連勝と土つかず。辻と吉田拡が3戦オール連対と、安定した走りを継続中だ。初日連勝の峰も2日目12R3着と好調を維持している。

続きを表示

2015年6月25日のニュース