【クイーンC】フォーエバーモア鹿戸雄師 G1・3着の実力見せる

[ 2014年2月14日 05:30 ]

自信を持ってフォーエバーモアを送り出す鹿戸雄師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、クイーンC(15日、東京)にフォーエバーモアで挑む鹿戸雄師を直撃した。

 ――フォーエバーモアですがデビュー戦からシャドーロールをしているのは?

 鹿戸雄師 集中力を高めるためです。若い牝馬なのでブリンカーだとキツ過ぎるかと思いシャドーロールを着けています。何か問題があるというわけではありません。

 ――最終追い切りはウッドチップコースを馬なりで半マイル55秒5。

 一週前に(蛯名)騎手に乗ってもらいしっかりやったので最終追い切りはこのくらいで充分。先週は蛯名君も良い雰囲気、と言っていたし、今週の動きをみても順調にきたと言って良いでしょう。

 ――前走(阪神ジュベナイルF3着)後は一度、放牧に出ていました。

 輸送した上、それなりに競馬をしたのでさすがに疲れが出ました。でも、約一カ月前に帰厩した時には元気を取り戻していました。

 ――競馬は先行して直線一度先頭に立った。

 最後は3着に負けた。でも、自分から動いて勝ちに行く競馬をして、勝ち馬からクビ差しか負けなかったのだから立派なものだと思います。

 ――思えば500万を勝った(前々走サフラン賞)時も早め先頭からしのぐ強い形。

 東京の長い直線だったけど、詰め寄られることなく押し切った。左右の回りも気にしないし、実際、そのように東京でも実績を残しているので今回もチャンスだと思っています。

 ――週末はまた天候が崩れる可能性がある。

 極端な道悪になるとどうか分かりません。でも逆に言うと不安材料はそれくらい。前々走も湿った馬場だったし、ある程度渋ったくらいならこなしてくれるでしょう。

 ――前走のパフォーマンスを考えれば期待は大きい。

 東京のマイルはごまかしが利かず実力が出ます。G1で好走した能力があれば良い勝負は必至だと信じています。

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2014年2月14日のニュース