素軽い動きと持久力魅力のディープ産駒マリアライト

[ 2014年1月15日 05:30 ]

 中山芝2000メートルで牡馬を蹴散らしたのは牝馬のマリアライト。半兄クリソライト、母の全弟アロンダイトなどダートのG1馬を送り出した母系の出だが、この馬は牝馬のディープインパクト産駒とあって素軽いタイプ。外を回しながら、ラスト4Fがすべて12秒0~12秒1という持久力勝負を差し切ったのだから、なかなかのスタミナを持っていそうだ。

 京都芝1800メートルを好位から押し切ったのは、同じくディープインパクト産駒のレッドルシファー。勝ったとはいえ、調教の動きや時計、余裕残しの体つきから見て、次走以降の上積みは大きいだろう。母系にはスリップアンカー、キングオブキングスと英国のクラシックホースが並んでおり、パワーを兼ね備えたタイプだろう。中山ダート1800メートルを制したミスウインストンは、牝馬にしてはガッシリとした体つき。鍛えがいがありそう。京都ダート1800メートルを押し切ったスペシャルギフトはバランスの良い体つきが目についた。先々まで期待できる。

続きを表示

2014年1月15日のニュース