【伊勢崎・シルクカップ】パワー不足何の!地元エース貢締める

[ 2014年1月15日 05:30 ]

高橋貢

 伊勢崎オートのG1「開場37周年記念シルクカップ争奪戦」(優勝賞金400万円=副賞を含む)は15日、準決勝戦各1、2着の8人によって最終12Rで枠番抽選による0オープンの優勝戦(4100メートル=8周)が争われる。

 中心はパワーひと息でも地元エースのプライドを懸けて臨む高橋貢。対抗はパワー抜群の木村武。さらにスタート力上位の荒尾、リズムアップしている金子も上位争い可能なムードだ。

 (1)荒尾 聡=ピストンとタイヤを換えてレースした。エンジンは良くならず、お手上げの状態。練習でいいセットと思っても、レースではコーナーも直線も物足りない感じ。ギリギリまで調整を続けていく。

 (2)高橋 貢=タイヤがハネていた。原因は分からない。エンジンは何か調整を考えていかなければならない状態だと思っている。タイヤは2走目のを使うと低くて良くないので、乗っていないのを選んでいく。

 (3)早船 歩=エンジンは準決がベストだった。それでも滑りが解消されない。攻めていこうとするところで悪い症状が出てしまい、ペースが上がらない。夕練で滑らないタイヤを確認していきたいと思う。

 (4)木村武之=扱った状態で朝練したらハネたので、結局は3日目の状態に戻してレースした。ハネがあったのでフォークを点検していく。エンジンももう少し上積みしたいので、セッティングで追っていきたい。

 (5)久門 徹=手前からの手応えは良かったけど、流れ込みがなくて思い切ってコーナーを走れなかった。ヘッド周りを扱って、あとは微調整。タイヤはないので探していくが、準決のを使うかもしれない。

 (6)佐藤貴也=微調整だけやってレースした。乗り味は良かったし、止まりや立ち上がりも上々。直線は少し弱そうだった。ハネもあまり感じられなかった。ただ、準決のタイヤはもう低いので何とか探したい。

 (7)牧瀬嘉葵=特にクラッチを扱ったわけではないけど、スタートは良かった。エンジンはリングとカムを交換したらしっかり上向いていた。とにかく手前から良かったと思う。タイヤは当てながら考える。

 (8)金子大輔=乗り味がひと息だったけど、その割にはタイムが出ていたし悪くはないと思う。それでも今の状態では優勝戦を戦えないので調整していく。スタートは浮かないように気をつけて切れば大丈夫。

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2014年1月15日のニュース