【ダービー】ロゴ・田中剛師「相手は関係ない」いつも通りの戦法で

[ 2013年5月24日 06:00 ]

皐月賞に続くクラシック制覇を狙うロゴタイプ

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、ダービーにロゴタイプで挑む田中剛師を直撃した。

 ――ロゴタイプの前走(皐月賞1着)は最初のコーナーで他馬と接触。

 田中剛師 あれで内へ押し込まれるような形になってしまったが、カッとすることなく折り合っていた。

 ――直線は早め先頭から粘り込んだ。

 いいメンバーがそろっていたがレコード勝ち。終わってみれば強い競馬。

 ――反動はない?

 前走後、すぐに山元トレセンに放牧。3日後には体重が戻っており、その後もここまで順調に調整できた。反動はない。

 ――最終追い切りは単走で5F69秒4。

 1週前にしっかりやって直前は単走で軽め。皐月賞同様の過程で予定通り。

 ――距離が延びて強さを増している感じもあるが、2400メートルではどうか?

 父(ローエングリン)が中距離タイプだったので、どうしても距離不安を言われてしまうが、この馬自身は折り合いがつくので走れるはず。

 ――枠順(4枠8番)は?

 包まれる心配もないし、外々を回らされることもない枠順。絶好だ。

 ――ライバル視されるキズナより前で競馬をする形になりそう。

 そうなるだろう。こちらがマークする形にはならないと思うが、ペースが速くても遅くても、適した位置で競馬ができる馬。相手どうこうは関係ないと思う。

 ――早め先頭からしのぐ形?

 いつも通り、そういうパターンになるのでは。

 ――師自身のダービーに懸ける思いは?

 騎手時代は2度乗せてもらったが、本当に夢のような舞台。今度は調教師としてしっかり仕上げ、いい状態で騎手にバトンタッチできれば、結果はついてくると信じている。

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