【東京大賞典】ハタノヴァンクール意地見せた2着!内田「楽しみ」

[ 2012年12月30日 06:00 ]

 直線最内を鋭く伸びた唯一の3歳馬ハタノヴァンクールがゴール直前でワンダーアキュートを頭差捉え2着。勝ち馬には半馬身およばなかったものの、G1ジャパンダートダービーを制した同じコースで一変し、ハイレベル世代の意地を見せた。

 道中は4、5番手。騎乗停止の主戦・四位に代わって初騎乗となった“大井を知り尽くす男”内田がリズムを崩さないよう馬の気に任せてスムーズに運ぶ。「当初はもう少し後ろの位置取りを想定していたが馬に任せた。直線では(進路が)狭くなったけど、そこを割って伸びてくれた。力のあるところを見せられたね。まだ3歳だし、今後が楽しみ」とパートナーを称えた。

 早くから大物と評判の高かったヴァンクール。来年、あらためて新ダート王の座を目指す。

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2012年12月30日のニュース