【クイーンS】サンテミリオン急上昇「態勢は整った」

[ 2011年8月11日 06:00 ]

 昨年のエリザベス女王杯(9着)以来、9カ月ぶりの実戦となるサンテミリオンは藤岡佑が乗って札幌芝コース。シルクタイタン(5歳1000万)を4馬身追走して直線はインへ。残り100メートルで並び、右から軽くムチを入れると力強く1馬身突き放した。5F62秒5~1F11秒5と時計も優秀。前肢が高く上がり、十分な躍動感があった。

 「しまい伸ばす指示。いい感触だった」と藤岡佑は笑み。過去に乗った秋華賞では18着に失速したが「当時よりはるかにいい。スッと出てスムーズに立ち回れたら」と勝利のイメージを描いている。

 パートナーに騎乗した土谷助手は「横で見てもいい動きだった。馬体はスッキリ。もたれた先週とは大違い」と急上昇ぶりに頼もしげ。「態勢は整った。秋にはもう一度アパパネといい勝負がしたいから」とG1シーズンも見据えて語った。

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2011年8月11日のニュース